※今回も途中からネタバレありなので注意。
「ダンまち」のことをよく知らない人の評価・視点なので、色々大目に見てね。
(原作2巻の途中で切っちゃいました〜)
どうも、『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-』を観てきました。2月15日から上映しており、上映時間は82分です。
個人的評価としましては…
1300円中700円くらいかな〜
可もなく不可もなくといったところでしょうか。感動はしませんでしたが、見たことを後悔はしていません。予想外のことは起きませんが、安定感があります。PVの出来はすこぶる良いです。観に行きたくなりますw
※ワーナー ブラザース 公式チャンネルから
興味がある人はぜひ一回観に行ってください。
以下、ネタバレありますので要注意。劇場版に興味がある人は、一回観てから読むのをおすすめします。観る気がない方はこのまま進んでOKです。
【あらすじ・内容まとめ(ネタバレ含む)】
---------------------------------------------------------
迷宮都市『オラリオ』でダンジョンに挑んでいる主人公ベル。彼は都市での祭りの際、「伝説の槍」なるものを引き抜いてしまう。
「伝説の槍」を引き抜いたことにより女神アルテミスと出会うベル。女神アルテミスのいた「エルソスの遺跡」で問題がおこっているという。アルテミスは「伝説の槍」に選ばれたベルに一緒に来てほしいと助けを求める。
自分の主神ヘスティアを含むパーティーでクエストに挑むベル。アルテミスと交流しながら「エルソスの遺跡」に向かうが、「エルソスの遺跡」付近では見知らぬモンスターが繁殖し村や森がボロボロになっていた。
問題の原因は「アンタレス」という魔物の仕業らしく、「アンタレス」を退治するのが今回の目的とのこと。「アンタレス」討伐のため「エルソスの遺跡」に挑むベルたち。
しかし、「アンタレス」の中には取り込まれた本物のアルテミスの姿があった。『オラリオ』で出会ったアルテミスは「伝説の槍」に宿った力の残滓だったのだ。
「伝説の槍」で自分ごと「アンタレス」を倒してほしいと願うアルテミス。苦悩して動けなくなるベル。
パーティーメンバーが「アンタレス」に挑むも、「アンタレス」は女神の力を取り込んでおり全く歯が立たない。そんな中、ベルに駆け寄る主神ヘスティア。
「アルテミスの願いを無駄にしないでくれ」とベルに声をかけるヘスティア。覚悟を決めたベルは「伝説の槍」を手に取り、「アンタレス」を撃破。アルテミスを「アンタレス」から解放するのであった。
アルテミスを助けられなかったことを悔やむベル。そんなベルに慰めの言葉をかけるヘスティア。ベルはヘスティアに「もっと強くなりたいっ!」と自分の決意を改めて伝えるのであった。
Fin
---------------------------------------------------------
【感想】
■ヘスティアがエロ可愛い
恰好がいちいちエロい。完全にお色気担当じゃないですかw
パンチラあり、寝間着姿ありで、見ているこっちが困ってしまうわ。でも、ベル君のことを気にかける姿がとっても可愛いのよね。
■この話を「ダンまち」で行う必要があったのか?
なんか「ダンまち」でやったのがもったいないお話よね。「エルソスの遺跡」までの道中でベル君とアルテミスの仲は深まりますが…ベル君にはヘスティアやアイズなどのヒロイン候補が複数いるんですよ。そう考えると、視聴者としてはベル君がアルテミスと仲を深めても、「どうせアルテミスいなくなるやろ…」と思っちゃうんですよね。つまり…
二人の仲が深まっても結ばれないのが分かっているので、カタルシスを感じない
ぶっちゃけベル君がそこまでアルテミスに入れ込む気持ちがよくわからなかったな〜。二人の仲が深まる描写がちょっと駆け足だったかな?
これが「ダンまち」でなかったなら…ベル君のポジションが別のキャラだったら………もっと面白かったのではなかろうか?と個人的には思います。
■複数ヒロインにイライラする
これは完全に私の好みですwどうにも複数ヒロインいると萎えちゃうんですよ。
1巻の時点でヒロイン候補がすでにヘスティア・受付嬢・アイズと最低3人くらいいたような…。2巻になるとサポーターの女の子も加わるんでしょ?
どうしても複数ヒロインがいると、選ばれなかったヒロインが可愛そうに思えてきちゃってね〜、最近は一夫多妻制という解決方法が増えていますが…できれば最初からヒロインは少ない方がありがたいな〜。
【まとめ】
観終わった時は「大した映画ではなかったな」と思いましたが、こうして記事にしてみると「色々と考えられて、これはこれで面白い映画だったな」と若干評価が上がっておりますw
気になる人は一回見る、気にならない人は見なくてもいい映画だと思います。気にならない人に「見に行けっ!」と強く薦められるほど、力のある映画ではありませんでしたので。
でも個人的にはやっぱり「ダンまち」でなくても…「ダンまち」のベル君を主軸にしない方が面白いストーリーになったんじゃないかな〜と思わずにはいられないです。